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CLUTCH Journal

ジャーナル

2018.09.11

フォトグラファーMaikoのLAガイド#47【カスタムメイドで作る一点物ハットブランド、The Wise Hatter】

Hat LAguide

ロサンジェルスを拠点に、小さな体と重たいカメラで写真を撮り続けるフォトグラファーMaiko。実際にMaiko自身の足で訪れた、話題のスポットや立ち寄ってみたくなるようなショップをMaikoの目線で紹介する。


ベニスビーチに程近い、アボットキニーブルバード。ベニスビーチに訪れる人こそ多いが、ここ数年人気のセレクトショップやコーヒーショップなどが立て続けにオープンして話題のアボットキニーは地元の人からも常に注目されるストリート。
あらゆるショップが点在するロサンジェルスの中では、珍しくショップが立ち並ぶ貴重なファッションストリートなのだ。


そんなアボットキニーブルバードに建つある建物の2階にそのお店はある。
アポイントメントオンリーのアトリエを構えるカスタムメイド専門ハットブランド、The Wise Hatterだ。


ここは2階に位置するというのもあって、外観からはここがハットを作るアトリエだとは一目で分からない。



アトリエの窓からは、大勢の人で賑わうアボットキニーブルバードが見下ろせるのも、お店に立ち寄った人だけが味わえるポイント。



元々はジャーナリズムフォトグラファーとして活躍していたというBrandon。何かを淡々とする作業や、何かものを作ることが好きだったBrandonだが、クラフトマンシップ溢れるハットメイキングを5年間独学で学び、のちハット職人に。伝統的なハットメイキングをリサーチして、学んだという。


今では、彼の元に若手のハットメイカーがハットメイキングについて教わりに来ることもしばしば。


そんな彼のライフスタイルはというと、まさにカリフォルニアスタイル。
朝はサーフィンをし、それからアトリエに戻り作業をし、夕方になればロッククライミング。


ハットメイカーになる以前は、がむしゃらに学び働く日々であったが、今は自分の生活も大事にするようになったという。趣味のバイクいじりも、彼の重要な日課となっている。


ハットは全てカスタムメイドの為、デザインは発注する人によって様々だ。


ワタリ部分についているトレードマークの矢は、ネイティブアメリカンの文化に寄り添っており、”フレンドシップ”の意味が込められている。


使用する素材はビーバー、ラビット、ミンク、チンチラのフェルト生地をオーダーによって使い分けする。
またBrandonは動物が好きなので、素材を無駄にしないように大事に使い、再利用できるものはするようにしている。




今回特別に、アトリエにあったハットの一部を見せてもらった。
これらの素材は全てビーバー。




Top Hat 
パイピング色がかわいい、クラウンハットはコーディネイトを格上げしてくれる



Western Homburg 


Western Fedora 



Classic Fedora 
クラシックな形のフェドラハットも、どこかオーダーメイドならではの一点物の味わいが感じられる





Gambler 
ブリムを少し曲げたデザインで、パイソン柄の上品なリボンがパンチの利いた一点


Western Fedora 
カスタムメイドして自分だけの一点物を作れる、そんなハットをひとつでも良いから持っておきたい


人によって様々なスタイルを作ることが出来るアトリエメイドのハットは、数年被った後にまた新たなスタイルにして欲しいとリクエストする人もいるそうだ。




伝統的な製法を貫き、独自のセンスと知識で世界に一つだけのオリジナリティあふれるハットメイキングを続けるThe Wise Hatter。

彼の手にかかれば、相談次第ではこだわりの詰まった理想のハットを手に入れることが出来るかもしれない。



●フォトグラファープロフィール
静岡県出身。都内の大学を卒業後、マスコミ関係の仕事に携わる。退社後、心機一転しフォトグラファーとしてハワイへ移住。仕事を通じて技術と語学力を身につけ、2015年に以前から憧れていたロサンジェルスへ。クリエイター集団Seven Bros. Picture所属(http://seven-bros.com


Photo by Maiko Naito 内藤真依子  Text by CLUTCH Magazine 編集部 


abottkinney thewisehatter

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