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ジャーナル

2017.08.23

【CLUTCH ARCHIVES】 A VINTAGE STYLE MASTER レアなヴィンテージもファッションとして着る。―ザ・リアルマッコイズロンドン ストアマネージャー / マックス・サルデ

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THE REAL McCOY'Sのロンドン店のショップマネージャーであり、熱心なヴィンテージコレクターとしても知られているマックス。その豊富な知識はザ・リアルマッコイズのプロダクツのPRにも活きている。しかも集めるだけではなく、普段からコーディネイトに積極的にヴィンテージを取り入れるのがマックスらしいスタイル。

ヴィンテージマスターのこだわりとは。

 
ロサンジェルスから20年前にロンドンに移り住み、ファッション業界に携わり続けてきたマックス。彼は根っからのヴィンテージ好きで、ハントしたヴィンテージをブログで紹介し、世界各国から多くのフォロワーを得ている。主に集めているのは、アメリカのミリタリーやスポーツウエア。
 
仕事で来日する際も中目黒や高円寺といった日本のヴィンテージスポットを欠かさずに巡っている。THE REAL McCOY'Sのロンドン店オープンを機にショップマネージャーに就任し、長年培ったヴィンテージの知識を活かし、ロンドンでのブランドのさらなる発展に貢献している。
そんなマックスの毎日のコーディネイトはヴィンテージと、THE REAL McCOY'Sのミックス。コレクターでありながら、希少なヴィンテージを着ることに躊躇はない。ヴィンテージの忠実な復刻において右に出るものはいない。THE REAL McCOY'Sのプロダクツとの相性は良いに決まっている。なかにはどちらがヴィンテージかわからないものだってある。「ヴィンテージをいままで多く集めてきたので、THE REAL McCOY'Sの技術の高さを日々実感しています。
 
それと、トップスが陸軍でボトムスが海軍とか、ジャケットがLEVI'Sで、ボトムスがLeeというのは御法度、という人が多いけれど、私はそういった背景の兼ね合いはあまり気にしません。それよりも、色や全体のバランスを見てヴィンテージを組み合わせることが多いですね」

US NAVYのセーターにTHE REAL McCOY'Sのセットアップ。オールネイビーのに白いローテクスニーカーが眩しい。ちらっと見せたヴィンテージのバンダナも、ロンドンで暮らすマックスらしい洒落たテクニック

撮影のために自宅からヴィンテージコレクションを運んできてくれたマックス。丈夫なキャンバスバッグも
ヴィンテージで、'40年代頃のもの
第二次世界大戦頃のUS ARMYのワークシャツ。色味がしっかり残っているグッドコンディション。「兵士が「着るウエアなのに、びっくりするほど作りがいい」
 
「日本とアメリカの歴史が交差したスーベニアジャケットは、とても興味深いヴィンテージのひとつ」。状態が
△のためもっぱら観賞用にもっている
1930年代のデニムワークジャケット。アメリカの景気が低迷していた時代のため、極力シンプルに作られている。デニムの表情は抜群

US NAVYのデッキジャケット。インディゴブルーが一般的に知られているが、なかには染色されたものも。デッキでの作業によって色分けされていたらしい
 
店頭に立つ際もヴィンテージを着用する。今日はTHE REAL McCOY'Sのスウェットの上に'40年代のユニオンメイドのファーマー用ジャケットを羽織った。ショップに来る客も、マックスのようにヴィンテージの知識豊富なスタッフがいると安心



 
 THE REAL McCOY'S LONDON
 
15 Henrietta Street London WC2E 8QG
Tel.+44(0)20 7836 9490
 
11AM-6:30PM
 
 
 
Max Sardi’s  Profile
1972年生まれ。ロンドン在住。セレクトショップ勤務などを経て、2014年よりTHE REAL McCOY'S LONDON STO
REに勤務。アメリカンヴィンテージ好きで、リプロダクション技術にも関心あり

ロンドンで人気のヴィンテージウエアマーケット、スピタルフィールドマーケットで購入したアフリカのインディゴストール。ボリューム感があり、デニムやスウェットと相性が良いので大活躍中
 
タフなコットン素材と大容量な点が気に入っており、見つけたら買っているというヴィンテージのキャンバスバッグ。底のリベットや縫製など、時代を超えた作りの良さがある


こちらもダックハンターカモのパンツ。英語では“ フロッグスキン” と呼ぶ。大きなポケットやベルトループが特徴的
 
ミリタリーパンツのなかでも機能的なデザインに特徴があり、人気の高いM-44。コットン生地のやれ具合がヴィンテージならでは。裾にはドローコードホールが付いている

1940年代にUSMCに採用されたダックハンターカモ柄は、希少なためヴィンテージで大人気。こちらのジャケットはコンディション良しサイズの良しのお宝級の1枚
 
フライトジャケットの不朽の名作A-2もヴィンテージで所有。ボディもリブもグッドコンディション。胸にはレザーでできたネームプレートが付いている


現在多くの作り手がスウェット作りで参考にしている'50~'60年代のヴィンテージスウェットパーカ。数十年たっても着心地は良いまま。発色も抜群に良い
 
‘50年代頃のヴィンテージのBrown's Beach Jacketのベスト。少しダメージがあるものの、ビーチクロスの風合いがしっかり伝わる。本物を持つのがマックス流
 
‘40年代のUS ARMYスウェットシャツ。袖のつき方、リブなどこの時代にしかない仕様が満載。ボディの色、文字の残り具合ともに普段着ても全く問題ないコンディション
 
大好きなスポーツエウア系ヴィンテージの中でも特に気に入っている‘30年代のカレッジスウェット。胸の文字はもともとフロッキープリントが施されていた
 
ややビッグサイズだが色落ち具合が完璧なLEVI'S 501XX。マックスはスニーカーやタッセルローファーなどに合わせてカジュアル&軽快に穿くことが多い
 
迫力ある色落ちをしているHERCULESの'50年代頃のカバーオール。チノやミリタリーパンツを合わせて王道ワークコーディネイトを楽しむ

 

 
Photo by Tomoyuki Tatematsu 立松智行 Text by CLUTCH Magazine 編集部
本ジャーナルは「CLUTCH Magazine」vol.48 2016年4月号の特集内容を再編集したものです
 
 
 

#therealmccoy's #london

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